僕が建築家を目指している理由。
今日はなぜ僕が大学で建築学を専攻し建築家を目指しているか。
について書こうと思う。
これは藤本壮介さんの作品だが、僕はこれを見に行ったとき、死ぬほどワクワクした。
これほどまでに遊び心溢れる空間が他にあるならぜひ教えてほしいものだ。
さて。
なぜ建築家なのか。
端的に言うと、
「ものを作ることが昔から好きだったから。」
「父親の影響。」
「自分の家を自分で設計したいから。」
この3つ。
僕は昔から木を拾ってきてはノコギリで切ってよくわからないものをたくさん作っていた。
放課後、学校の校庭に行ってサッカーをする系の少年ではなかった。
小学生の頃から大勢の中に入っていくのがとても苦手だった。
僕は今でも折り紙が大好きだ。
神谷浩史さんの作品をよく折っている。
これは僕が折った作品。
8時間くらいかかっただろうか。
この日は一日中折っていた。
全く陰キャの鏡である。
友達に折り紙が好きだ!!!
というと高確率で引かれるので気をつけてほしい。
勉強や読書している時では絶対にありえない「タイムワープ」を、ものを作っている時には体験できるのだ。
父親の影響って言うのは他でもない。
とにかく絵が上手い。
小さい頃はよく描いてもらっていたものだ。
自分もうまくなりたい。
この一心でたくさんポケモンなどを書いていたのをよく覚えている。
しかし。
今でも絵には自信が無い。
そして、父親のことで最も驚いたことは今僕が住んでいる家。
これは父親が設計したものである。
ということを知らされた時だった。
中学1年生の時だったと思う。
驚いたと同時に、僕も自分の家族と住む家を設計したい。
と思ったのを今でも覚えている。
今思えばこの時から建築を勉強したかったのかもしれない。
今でも「将来自分の家族と一緒に住む家を自分で設計したい。」
というものが一番大きな夢である。
しかし…
これを見ていただけるとお分かりいただけるだろう。
僕は最もたくさん生息しているミーハー建築学生なのである。
最近ではファッションモデルをやってみたいとか恋愛工学面白いとか思っちゃってるくらいだ。
先日もPaul Smithの靴下を衝動買いして筆者はとてもご満悦であった。
こんなことではダメだとわかっているが、どうも建築オタクになりきれない。
もっと建築に魅了されたい。
建築家になりたいという欲以外すべて捨て去りたい。
しかし、そのようにうまくはいかないものなのだ。
自分は若いからいろいろ試してもいいだろ。
とか自分の中で言い訳をしている。
典型的なFラン大学生である。
これは今僕がなんとかしたい最も大きな問題点だ。
それでも浪人してまで建築学科に入りたかっただけあって今でも製図や模型の課題はとても楽しい。
こんなものをひたすら一日中つくっているわけである。
しかしそれほど苦ではない。
むしろ楽しい。
苦ではないから僕は建築向いていない訳では無いんだよなー。。
早くなにか。僕の進むべき、極めたいと思う建築の道を見つけたいと思う。